脳血栓症

症状

脳血栓症(のうけっせんしょう)では突如として感覚障害、半盲、半身麻痺、失語症などを引き起こします。普通は数日間で悪化し、徐々に回復していきます。また脳幹梗塞では上記に加え眩暈を引き起こし、小脳梗塞を引き起こすと運動失調などを招きます。検査はMRI、脳血流シンチグラム、MRAなどを行い、精査します。脳梗塞の疑いがあれば、CT検査によって精査し、黒い影が認められれば判断材料となります。尚、MRIでは患者が過去に引き起こしたと思われる梗塞の状況を確認することが出来ます。脳血流シンチグラム(SPECT)では脳血流の今の状況を調べることができます。MRAでは、脳動脈を調べることが可能であり、現在から未来にかけてのリスクを予測することができます。

原因

動脈硬化の悪化から脳動脈において内腔が狭くなることが原因となります。タバコや高血圧などが引き金になって血管を閉塞する疾患です。尚、脳血栓症は脳梗塞に属します。また脳梗塞と脳出血は、いわゆる脳卒中と呼ばれるものに属します。

治療法

まずグリセオールなどの薬を急性期において適用されます。これは脳浮腫を防ぐ作用のある薬であり、これとともにアルガトロバン或はオザグレルナトリウムといった薬剤を点滴し一定期間様子を見ます。薬剤投与にやや遅れて同時にリハビリテーションも行います。数週間経過すると今度は再発を防ぐ治療が中心となり、アスピリンやチクロピジンといった血小板凝集抑制薬の投与による治療方法に移行します。脳血栓症では動脈硬化を発生させた危険因子を除去することが重要であり、その治療も行います。本症は動脈硬化が直接的な原因であり、そして動脈硬化は糖尿病や高血圧、タバコや高コレステロールなどが原因となります。