反応性関節炎

症状

非淋菌性泌尿生殖器感染においては下半身における炎症や分泌物、排尿困難、子宮頸管炎などが女性に見られます。また膿状の分泌物が尿道より排泄されたり、排尿困難などを男性において見られます。結膜炎では一時的な軽い炎症になるケースが多いとされます。こちらは結膜炎に幾日か遅れて、或は同時に尿道炎を生じます。また角膜潰瘍や上強膜炎、虹彩炎などを見ることもあります。更に爪が太くなったり、痛みのない口腔内潰瘍、手掌或は足底に膿漏性皮膚角化症などを見ることもあります。その他、痛みを随伴させることもある末梢関節炎が生じることもあり、圧痛や腫脹、熱感などを訴えます。好発個所は、足や膝、足首などで、上肢に比較すると頻度も高くなっています。感染疾患が改善されると共に関節炎も治まりますが、中には慢性化して破壊性関節炎を出現させることもあります。

原因

感染症に続発する関節炎の総称を反応性関節炎(はんのうせいかんせつえん)と言い、これには消化管や上気道、泌尿生殖器などの感染症が該当します。感染後、数週間で関節炎、結膜炎、無菌性尿道炎を生じます。消化管及び上気道に続いて発症するものでは男性、女性に差は見られません。しかし泌尿器感染症に続いて発症するものでは男性に多く見られます。

治療法

通常、非ステロイド抗炎症薬の投与による治療方法がとられます。これで改善が見られない場合、抗リウマチ薬や免疫抑制薬が用いられることもあります。感染に対しては原因菌に有効とされる抗生物質が用いられますが、関節炎への効果は定まっていません。