リスミー

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塩酸リルマザホン。

一般名

塩酸リルマザホン

「りすみー」の概要

睡眠型に歪曲をあまり招かない薬剤で、レム並びに徐波睡眠を抑える働きが低くなっています。睡眠導入へは生理的状態に近い作用を呈し、大脳辺縁系活動を抑えます。

効能・効果

麻酔前措置、不眠症。

副作用

刺激興奮、薬物依存、呼吸抑制。その他:眩暈、肝機能障害、浮腫、嘔吐、悪心、口渇、食欲不振、下痢、便秘、眠気、倦怠感、発疹、不整脈、動悸、吐き気、残眠感、頭重、頭痛など。

リスミーの注意点

アルコールと組み合わせて利用することで薬の働きが高まる可能性があります。運動能力や注意力の減退、眠気を誘引することがあるため、リスクを伴う作業は禁忌とされます。継続投与中に突然停止すると、妄想、譫妄、幻覚、不安、不眠、振戦などの症状を招くことがあります。

気をつけるべきケース

脳器質及び肝機能障害、心臓及び腎臓障害、衰弱を認める場合。妊娠している女性。

利用できないケース

極端に呼吸機能低下を認める場合。重症筋無力症及び急性狭隅角緑内障を見る症例。過去に本薬剤に対するアレルギーを認める場合。