同様の製品

ワコビタール、フェノバルビタール、フェノバール、純正ルミナール。

一般名

フェノバルビタール

「るぴあーる」の概要

安眠、麻酔前の鎮静の意図で利用される薬剤です。不安緊張及び不眠症の改善に働きかけますが、これは中枢神経系に作用するためです。これによって鎮静及び催眠作用を呈します。

効能・効果

自律神経発作、不安緊張の改善、不眠症、小児熱性痙攣、精神運動発作、癲癇痙攣発作。

副作用

間質性肺炎、血小板減少症、呼吸抑制、赤芽球癆、単球性白血病、皮膚粘膜眼症候群、溶血性貧血、依存性、禁断症状、紅皮症、再生不良性貧血、全身性エリテマトーデス様症状、中毒性表皮壊死症、無顆粒球症。その他：貧血、食欲不振、運動失調、譫妄、頭痛、貧血、アレルギー、発疹、眩暈、知覚異常など。

ルピアールの注意点

依存性を招くことがある他、継続利用から骨軟化症やくる病を引き起こすケースがあります。アルコールとの併用で働きが高まるおそれが指摘されています。運動能力や集中力の減退、眠気を誘うことがあるため、リスクを伴う自動車運転などの作業は禁忌とされます。継続投与を突然止めると副作用が強く出現する場合があります。他剤との組み合わせによって相互作用の出現のおそれが指摘されています。

気をつけるべきケース

薬物アレルギー・依存、虚弱、動脈硬化症、重篤な神経症、アルコール中毒、甲状腺機能低下症、腎機能及び肝機能並びに心臓障害を認める場合。妊娠している女性。

利用できないケース

シアナミドやジスルフィラムを使っている症例。急性間欠性ポルフィリン症を認める場合。過去にバルビツール酸系化合物及び本薬剤に対するアレルギーを認める場合。