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一般名
テオフィリン
「ておどーる・G」の概要
本薬剤は徐放性が認められ、作用も長い時間継続します。気管支喘息に基ずく呼吸抵抗を弱めますが、これは気管支筋を緩めることに由来します。つまり、気管支筋の緊張を解きほぐすため、気管支拡張作用を呈し、更に横隔膜筋を収縮させる働きや呼吸中枢へ刺激を与える働き、気管支筋収縮を招く物質の作用を抑制する働きが知られています。
効能・効果
肺気腫、慢性気管支炎、喘息様気管支炎、気管支喘息。
副作用
意識障害、横紋筋融解症、赤芽球癆(せきがきゅうろう)、肝機能障害、高血糖、痙攣、頻呼吸、アナフィラキシーショック、消化管出血、急性脳症。その他:食欲不振、嘔吐、吐き気、腹痛、痺れ、胸焼け、腹部膨満感、下痢、動悸、不眠、浮腫み、痒み、頭痛、倦怠感、神経過敏など。
テオドール・Gの注意点
悪影響を及ぼす相互作用が、別の薬と組み合わせて用いることで生じる場合があります。
気をつけるべきケース
妊婦、高齢者、小児。甲状腺機能亢進症、うっ血性心不全、癲癇、肝障害、急性腎炎を認める場合。
利用できないケース
既往歴として本薬剤若しくはキサンチン系薬剤に対する高度な副作用を認める場合。