同様の製品
リビアン21・28、トリキュラー21・28、トライディオール21・28。
一般名
レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール
「あんじゅ21・28」の概要
女性における生理的ホルモン動態に黄体ホルモン及び卵胞ホルモンを対応させたもので、月経周期のコントロールとホルモンの低用量を目標にした配合剤です。本薬剤は脳下垂体に働きかけ、黄体ホルモンや卵胞ホルモン分泌を抑制させ、これによって排卵を阻害するものです。三相性で且つ低用量を示す薬であり、受精卵の着床を阻害します。
効能・効果
妊娠を避ける。
副作用
血栓症。その他:嘔吐、下腹部痛、不正出血、乳房痛、乳房腫大、下痢、食欲亢進、胃痛、口渇、神経過敏、抑鬱、体重増加、血圧上昇、肝機能異常、肩こり、倦怠感、息切れ、鼻出血、口内炎、眠気、疲労、腰痛、にきび、浮腫、神経過敏、動悸、眩暈、便秘、過敏症、吐き気、頭痛、乳房緊満感、帯下増加、乳房萎縮、下痢。
アンジュ21・28の注意点
相互作用が指摘されているため、悪影響を与えることがあります。
気をつけるべきケース
心臓弁膜症を認める場合。肥満者、喫煙者。家族歴として血栓症及び乳癌を認める場合。心疾患、癲癇、ポルフィリン症、テタニー、肝機能障害、耐糖能低下、軽い高血圧を認める場合。既往歴として腎疾患を認める場合。兆しの無い片頭痛を認める場合。
利用できないケース
血管性病変を随伴させる糖尿病の内、糖尿病性網膜症や糖尿病性腎症などを認める場合。既往歴として亜急性細菌性心内膜炎の心臓弁膜症を認める場合。心臓弁膜症の内、心房細動及び肺高血圧症の合併を認める場合。頭痛の内、兆しが認められるもの。