アミノレバンEN

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ヘパンED。

一般名

肝不全用成分栄養剤

「あみのればんEN」の概要

低栄養になる肝硬変の際に用います。肝不全食は低カロリーと低蛋白が基礎となりますが、これと共に本薬剤も服用します。これは栄養状態を良くするのと同時に肝性脳症の再燃を防ぐ目的で行われます。これによって、アミノ酸が含まれる肝不全患者の血清をバランスよく保ちます。慢性肝不全の内、肝硬変といったものはもともと高ビタミン、高たんぱく、高カロリーが理想と考えられています。しかし、アミノ酸の異常代謝から引き起こされると考えられている慢性肝不全の内、脳症を随伴させる症状では本薬剤によってアミノ酸が存在する脳内や血液内のバランスを調整させます。

効能・効果

脳症を伴う慢性肝障害の改善。

副作用

頭痛、嘔吐、下痢、食欲不振。

アミノレバンENの注意点

本薬剤のみでは栄養が不足しますので、その分は食事から補給します。本薬剤の成分はアミノ酸が特別な比率で含まれていますが、その他にもビタミンやミネラルをはじめ、脂質、糖質、たんぱく質を含有しています。

気をつけるべきケース

小児。高齢者。

利用できないケース

アレルギーを牛乳に対して有している場合。