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トライコア。

一般名

フェノフィブラート

「りぴでぃる」の概要

高脂血症の内、糖尿病を合併したものにも効果があります。全体的に脂質代謝を改善させますが、これは幾つか生じたたんぱく質をコントロールすることでもたらされ、これによって中性脂肪及びコレステロール値を落とします。本薬剤は脂質代謝に関わる遺伝子転写をコントロールすることで、有用に働きます。効果には持続性があり、トリグリセリド、若しくはトリグリセリドと共にコレステロール値も高い場合に使われます。

効能・効果

家族性を含む高脂血症。

副作用

横紋筋融解症（おうもんきんゆうかいしょう）、膵炎、肝機能障害。その他：多形紅斑、腫脹、心窩部痛、胆嚢炎、男性の機能障害、発疹、蕁麻疹、吐き気、腎機能異常、頭痛、動悸、肝機能異常、倦怠感、浮腫、貧血、胸焼け、尿素窒素、胆石症、胃部不快感、抗核抗体陽性、掻痒感、発熱、食欲不振、腹痛、下痢、便秘、嘔吐など。

リピディルの注意点

脱力感や筋肉痛などが現れた場合、医師への相談を要します。これは横紋筋融解症が疑われるためで、この場合、突然の腎機能低下を随伴させます。

気をつけるべきケース

高齢者。軽い腎機能障害、肝機能障害、胆石を認める場合。抗凝血剤を用いている場合。

利用できないケース

妊娠及び授乳中。胆嚢疾患、肝障害を認める場合。腎機能障害で中等度以上である場合。既往歴としてリピディルに対する過敏症を認める場合。