同様の製品

レスポリックス、コサイチル、アルゲルミン。

一般名

ジサイクロミン・水酸化アルミニウム配合剤

「こらんちる」の概要

鎮痙の働きを二重に有し、平滑筋を直に弛緩させるヘパリン様の働きとアトロピン様作用である消化管における副交感神経抹消に働きかけるものとがあります。更に乾燥水酸化アルミニウムゲルの制酸の働きは反応時間が持続し、水酸化マグネシウムの制酸反応は速くなっています。本薬剤は消化性潰瘍を治療する目的で使われるものがあり、胃及び十二指腸潰瘍の粘膜を守り、制酸及び鎮痛、そして鎮痙に作用する成分が含まれています。制酸剤及び抗コリン剤の配合剤となります。

効能・効果

胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍。

副作用

アルミニウム脳症、アルミニウム骨症。その他：便秘、視調節障害、頭痛、眠気、軟便、嘔吐、不快感、心悸亢進、倦怠感、発疹、掻痒感、口の渇き、高マグネシウム血症、眼内圧亢進、眩暈、下痢、悪心、腹部膨満感、食欲不振、排尿障害、倦怠感、発疹、動悸、吐き気、嘔吐、排尿障害、頭重、鼓腸、腹部不快感。

コランチルの注意点

眼における調節能に障害を来たしたり、眩暈を招くこともあるため、運転などリスクを伴う作業に慎重を要します。また、血中カルシウム濃度はカルシウム製剤や多くの牛乳の摂取などによって上昇することや、血中のアルカリ濃度が高まることがあります。

気をつけるべきケース

妊婦。不整脈やうっ血性心不全といった心機能障害、腎機能障害、甲状腺機能亢進症、潰瘍性大腸炎、下痢、前立腺肥大、高マグネシウム血症を認める場合。高温環境下。

利用できないケース

透析を行っている場合。高度な心疾患、麻痺性イレウス、前立腺肥大由来の排尿障害、緑内障を認める場合。