パントシン

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一般名

パンテチン

「ぱんとしん」の概要

ポルフィリン、脂肪酸、ステロイドの合成や炭水化物、脂肪、蛋白質の代謝に対しても影響します。血管壁に対するコレステロール沈着を防いだり、中性脂肪及びコレステロールなど血液内の含有率を下げます。これは脂質代謝に関与しているためで、他にも血小板数の改善や腸管運動を促進させたりします。また出血傾向や高脂血症、湿疹、弛緩性便秘など代謝障害若しくはパントテン酸欠乏由来の症状を改善します。その他、抗生物質に起因する副作用を防ぐ目的で使われたり、通常の食生活でパントテン酸不足を招いている際にも使われます。

効能・効果

急性及び慢性湿疹、弛緩性便秘、高脂血症。血小板及び出血傾向など血液の病気に由来する症状でパントテン酸代謝障害若しくは欠乏が予想される場合。カナマイシンやストレプトマイシンに起因する副作用。授乳や妊娠している女性、甲状腺機能亢進症、消耗性疾患などによって通常の食生活でパントテン酸が十分に得られない場合。

副作用

痒み、便秘、胃障害、腹部膨満感、発疹、下痢、食欲不振など。

パントシンの注意点

長期間利用することになりますので、専門医の指示に従うことが推奨されます。