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プロスタルモンE

一般名

ジノプロストン・ベータデクス

「ぷろすたぐらんじんE2」の概要

妊娠末期における陣痛を促す目的で使われるプロスタグランジン誘導体です。本薬剤はホルモン誘導体であり、子宮収縮など生理的な働きや子宮頸管熟化といった働きを示し、これによって陣痛を誘発させます。

効能・効果

妊娠末期に関する陣痛促進及び陣痛誘発。

副作用

過強陣痛。その他：嘔気、吐き気、顔面紅潮、血圧上昇、頭痛、羊水混濁、頻脈、徐脈、嘔吐、下痢、頭重など。

プロスタグランジンE2の注意点

医師の指示が必要な薬剤です。これは頸管裂傷や子宮破裂、胎児仮死といった重大なリスクを伴うためです。

気をつけるべきケース

経産婦、多胎妊娠。眼圧亢進、緑内障を認める場合。喘息、若しくは過去にこれを発症している場合。過去に子宮切開や帝王切開を行っている場合。

利用できないケース

妊婦のうち、妊娠末期を除くもの。プロスタグランジン製剤であるジノプロスト及びオキシトシンを用いている場合。前置胎盤、骨盤狭窄、常位胎盤早期剥離、胎位異常、児頭骨盤不均衡を認める場合。