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コンサータ。
一般名
塩酸メチルフェニデート
「りたりん」の概要
多動性障害や注意欠陥障害、ナルコレプシーなどに働きかけ、中枢神経系に作用します。覚醒の働きを持ちますが、犯罪に悪用されたことから鬱病へは適用されなくなりました。
効能・効果
ナルコレプシー、多動性障害、注意欠陥障害。
副作用
紅皮症、脳梗塞、狭心症、脳動脈炎、悪性症候群、剥脱性皮膚炎。その他:関節痛、発汗、心悸亢進、食欲不振、頭痛、発疹、不安、口渇、口内炎、不眠、不整脈、眠気、眩暈、頻脈、下痢、便秘、鬱状態、幻覚、胃部不快感、嘔吐、悪心、動悸、攻撃的、吐き気、胸部圧迫感、排尿障害、神経過敏、行為心迫、妄想、振戦、血圧変動、緊張感、頭重など。
リタリンの注意点
基本的に夕方からの投与は禁忌とされます。これは覚醒作用が認められるためで、常用すると依存症を招きます。また、リスクを伴う作業は控えます。少ないケースで視覚障害が見られるようです。
気をつけるべきケース
重篤な消化管狭窄、癲癇、心臓の異常、双極性障害、精神病性障害、統合失調症、脳卒中、血管炎、脳動脈瘤を認める場合。過去に癲癇や心筋梗塞、高血圧、心不全などを招いている症例。過去に薬物及びアルコール中毒を招いている場合。
利用できないケース
褐色細胞腫、重篤な鬱病、興奮的、緊張、不安を認める場合。モノアミンオキシダーゼ阻害薬を使っている症例。過去に本薬剤によるアレルギーを認める場合。狭心症、甲状腺機能亢進症、緑内障、不整頻脈、運動性チックを認める症例。