同様の製品

レリート、レビンベース、レノペント、レニメック、レニベーゼ、レナベリック、ラリルドン、ファルプリル、セリース、スパシオール、アリカンテ、イントニス、エナラート、エナラプリル・M、エナラメルク、エナリン、カルネート、ザクール、シンベノン。

一般名

マレイン酸エナラプリル

「れにべーす」の概要

持続性の作用を有し、体内へ入ると活性代謝物に変化します。アンジオテンシンを産生する酵素作用を阻害し、血圧低下をもたらします。これは血管拡張作用に起因するもので、心臓への影響も小さくなります。そのため、利尿薬や強心薬と組み合わせて用いられることがあります。

効能・効果

本態性高血圧症、悪性高血圧、腎血管性高血圧症、腎性高血圧症、慢性心不全。

副作用

急性腎不全、肝不全、紅皮症、心筋梗塞、中毒性表皮壊死症、無顆粒球症、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、低血糖、皮膚粘膜眼症候群、横紋筋融解症、再生不良性貧血、血管浮腫、狭心症、間質性肺炎、汎血球減少、血小板減少、高カリウム血症、錯乱、黄疸、肝機能障害、心筋梗塞。その他：頭痛、蕁麻疹、掻痒、発疹、眠気、嘔吐、下痢、胸痛、口内炎、口の渇き、咳嗽（がいそう）、食欲不振、咽頭不快感、いらいら、白血球減少、低血圧、ほてり、動悸、味覚異常、発熱、眩暈、脱毛、倦怠感、咽頭炎、貧血など。

レニベースの注意点

別の薬と組み合わせた場合、相互作用を生じることがあります。ショック出現の際は、注意を要します。

気をつけるべきケース

高齢者。脳血管障害、両側性腎動脈狭窄、高度な腎機能障害が認められる場合。

利用できないケース

妊婦。既往歴として、本薬剤への過敏症若しくは血管浮腫が認められる場合。