アルファロール

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一般名

アルファカルシドール

「あるふぁろーる」の概要

小腸においてカルシウムの取り込みを促し、また腎臓内においてカルシウムの再取り込みを強化します。このため、血清カルシウム値が高くなります。また、骨形成を促しますが、これはアルファロールに骨芽細胞をそのまま刺激する働きがあるためです。さらに副甲状腺ホルモンの血液中の値も改善します。アルファロールはカルシウムの吸収を補助し、骨粗鬆症を改善します。腸管においてカルシウムの取り込みを補助するビタミンDは骨形成も促進します。このことは、カルシウムをより多く含有する食べ物と一緒に摂取することで相乗効果を期待できることを意味します。

効能・効果

ビタミンD抵抗性くる病及び骨軟化症、副甲状腺機能低下症、慢性腎不全といったビタミンD代謝異常に随伴するテタニー、骨病変、低カルシウム血症、骨痛などの症状。骨粗鬆症。

副作用

黄疸、肝機能障害、急性腎不全。その他:悪心、頭痛、いらいら、しびれ感、肩こり、動悸、腎結石、発疹、関節周りにおける石灰化、浮腫、食欲低下、嘔吐、不眠、疲れ、眠気、下肢突っ張り、腎臓及び肝機能障害、痒み、結膜充血、嗄声など。

アルファロールの注意点

高カルシウム血症を招いた場合、速やかに利用を中止します。血清カルシウム濃度を適切に管理する必要性があります。

気をつけるべきケース

妊娠している女性。

利用できないケース

ビタミンD中毒、高カルシウム血症を認める症例。