ロペミン |効能効果

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塩酸ロペラミド

下痢症状に有効であり、プロスタグランジン及びアセチルコリン放出を阻害します。また、蠕動運動を示す腸管の作用を抑えます。尚、プロスタグランジンとアセチルコリンといったものは、下痢を招く分泌物が発生するのを抑制するため、これによって下痢を止める効果を示します。

下痢症

ショック、イレウス様症状、皮膚粘膜眼症候群、巨大結腸、中毒性表皮壊死症。その他：眩暈、倦怠感、口の渇き、肝機能異常、発疹、腹痛、悪心、発汗、腹部膨満感、眠気など。

過剰に用いると、便秘症を招くことがあります。

妊婦。高度な肝機能障害、潰瘍性大腸炎、細菌性下痢を認める場合。

授乳中、新生児、未熟児、乳幼児。既往歴として本薬剤に対する過敏症を認める場合。抗生物質由来の偽膜性大腸炎。高度な細菌性下痢症である、赤痢菌、腸管出血性大腸菌由来のもの。