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メキタール、メキタミン、メキタゼノン、メキタジン・DS、ベナンザール、ヒスポラン、ハレムニン、アリマン、キタゼミン、シークナロン、ニポラジン、ネオスラント。

一般名

メキタジン

「ぜすらん」の概要

ケミカルメディエーター各種の拮抗の働き及び遊離抑制の働きを持ちます。本薬剤は抗ヒスタミン剤であり、フェノチアジン系となります。化学伝達物質であるロイコトリエン及びヒスタミンなどの作用を阻害するものであり、その効果には持続性があります。また、同様の抗アレルギー薬の中では、副作用である眠気が発生しにくくなっています。

効能・効果

皮膚掻痒症、皮膚炎、湿疹といった皮膚疾患に随伴する痒みの改善。アレルギー性鼻炎、気管支喘息、蕁麻疹。

副作用

血小板減少、アナフィラキシー様症状、黄疸、ショック、肝機能障害。その他：倦怠感、口渇、発疹、肝機能異常、心悸亢進、咽頭痛、視調節障害、味覚異常、眠気、ふらふら感、月経異常、浮腫、排尿困難、胃部不快感、光線過敏症、胸部苦悶感など。

ゼスランの注意点

アルコールの摂取によってその働きが高まることがあります。また、危険を伴う運転などの作業に注意を要します。

気をつけるべきケース

妊婦。腎機能障害を認める場合。

利用できないケース

前立腺肥大など、閉塞性疾患を下部尿路に引き起こしている場合。緑内障を認める場合。過去にフェノチアジン系化合物若しくはゼスランの成分に対する過敏症を認める場合。