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一般名

ダントロレンナトリウム

「だんとりうむ」の概要

ドパミン、セロトニン神経活性のバランスの悪さを改善します。遊離する神経伝達物質を抑え、カルシウムイオンが細胞中で濃度を上昇させるのを抑え、カルシウムイオンを筋小胞体から遊離するのを骨格筋において抑えると言われています。骨格筋が結合している部分と運動神経末端に働きかけ、刺激伝達物質の作用を抑制します。その結果、骨格筋収縮を緩和し、痛みを和らげます。

効能・効果

外傷後遺症、多発性硬化症、脳血管障害後遺症、頚部脊椎症、筋萎縮性側索硬化症、潜水病、スモン、脳性麻痺、後縦靭帯骨化症、痙性脊髄麻痺、脊髄小脳変性症、悪性症候群、全身こむら返り症。

副作用

間質性肺炎、ショック、イレウス、呼吸不全、肝機能障害、アナフィラキシー様症状、黄疸、血小板数低下、胸膜炎、腸閉塞。その他：眠気、頭痛、悪心、肝機能異常、静脈炎、視力障害、痒み、脱力感、フラフラ感、発疹、痺れ感、眩暈、食欲不振、腹部膨満、頻尿、倦怠感、言語障害、嘔吐、吐き気、胃痛、腹痛、アレルギー、尿失禁、下痢、便秘、嚥下困難など。

ダントリウムの注意点

リスクを伴う作業は禁忌とされます。これは本薬剤の使用によって運動能力や注意力の欠損、眠気を誘引することなどがあるためです。

気をつけるべきケース

慢性下痢、腎機能及び肝機能障害、イレウスを認める場合。高齢者、妊婦。過去に薬物アレルギーを招いている場合。

利用できないケース

筋無力症状、肝臓の病気、極端に心肺機能低下を認める場合。