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メナテトレノン、グラケー。
一般名
メナテトレノン
「けいつー」の概要
止血作用は肝臓においてプロトロンビンの合成を促進させることからもたらされます。プロトロンビンは血液凝固因子であり、本薬剤は生体で止血の仕組みを活性化させ、生理的にその働きを呈します。グラケーはそのまま骨芽細胞に働きかけてその形成を促進させます。また副甲状腺由来の骨吸収活性に対して有用に抑えます。
効能・効果
ビタミンK欠乏に起因する新生児低プロトロンビン血症。抗生物質使用の際、若しくはクマリン系殺鼠剤中毒の際に生じる低プロトロンビン血症。一方、骨粗鬆症に伴う骨量減少や痛みの改善、骨の形成促進、骨の吸収抑制にはグラケーが使われます。
副作用
掻痒感、発赤、胃部不快感、嘔吐、吐き気、過敏症、発疹などがケイツーの使用で見られるようです。グラケーでもこれらの他、浮腫や腹痛、頭痛、消化不良、倦怠感、関節痛、舌炎、尿素窒素上昇、痺れ、便秘、血圧上昇なども認められます。
ケイツーの注意点
利用は極力短時間に抑えます。
気をつけるべきケース
妊娠している女性。
利用できないケース
ワルファリンカリウムを使っている症例。