コルヒチン

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一般名

コルヒチン

「こるひちん」の概要

発症してしまった急性関節炎には多量に服用しても意味が無く、あくまで早期の炎症にしか作用しません。予防を意図した長期間に渡る服用は勧められていませんが、これは重篤な副作用を生じる可能性があるためです。ほぼ、抗炎症及び鎮痛作用を持ちません。また、好中球及び白血球は通風発作を招く要因となり、本薬剤はこれらの働きを阻害し、発作を防止します。

効能・効果

通風発作の予防、また緩解。

副作用

血小板減少、横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)、ミオパシー、抹消神経炎、再生不良性貧血、顆粒球減少、無顆粒球症。その他:血尿、発疹、下痢、嘔吐、脱力感、脱毛、痒み、発熱、悪心、腹痛、皮疹、乏尿、吐き気、腹部仙痛など。

コルヒチンの注意点

本薬剤は長期連用から肝臓や血液、生殖器、腎臓といった器官に障害を与えることがあります。また、本薬剤を父親に投与したケースでは先天性の異常児やダウン症候群を持った児が出生するリスクが
上昇します。

気をつけるべきケース

心疾患や胃腸及び腎疾患を認め、衰弱している場合。

利用できないケース

妊婦。既往歴としてコルヒチンに対する過敏症を認める場合。