リザベン

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一般名

トラニラスト

「りざべん」の概要

TGF-β1(サイトカイン)の遊離とその生成を抑え、活性酸素、プロスタグランジン、ロイコトリエン、ヒスタミン、そしてサブスタンスPや血小板活性因子であるPAFの遊離と生成を阻害します。ロイコトリエンやヒスタミンは炎症細胞及び肥満細胞から抗原抗体反応によって遊離します。コラーゲンの合成はサイトカインが関係しており、抹消気道閉塞にはサブスタンスPが関係しています。また組織の破壊には活性酸素が影響を及ぼしています。このことから本薬剤は様々なアレルギー性炎症に対して有効的に働きかけます。

効能・効果

ケロイド、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、肥厚性瘢痕、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎。

副作用

肝機能障害、血小板減少、膀胱炎様症状。その他:湿疹、貧血、動悸、眠気、発疹、口内炎、食欲不振、月経異常、腹痛、下胃部不快感、下痢、吐き気など。また点眼では掻痒感や刺激感、眼瞼炎、眼瞼皮膚炎なども見られます。

リザベンの注意点

季節性疾患の場合、よく症状が現れる季節の直前から終了まで服用を継続することが推奨されます。また、気管支喘息発作が、服用中に出現することもあるため、その場合、他の妥当な薬を用いた上で、本薬剤の継続は医師へ相談することが推奨されます。

気をつけるべきケース

肝機能障害若しくは過去にこれを発症している場合。

利用できないケース

過去に本薬剤の成分に対する過敏症を招いている場合。