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一般名

チアマゾール

「めるかぞーる」の概要

ヨウ素を抑える作用はとても高く、甲状腺機能亢進症に使われています。甲状腺においてホルモン合成を阻害します。甲状腺ホルモンは甲状腺より分泌されて、新陳代謝を促進させる作用を持ちます。しかし、この物質が多量に分泌されると、眼球突出や疲労感、微熱といった特有の症状を全身に出現させてしまいます。

効能・効果

甲状腺機能亢進症。

副作用

再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病、インスリン自己免疫症候群、汎血球減少、抗好中球細胞抗体血管炎、無顆粒球症、横紋筋融解症、低プロトロンビン血症、血小板減少、全身性エリテマトーデス（SLE）様症状、間質性肺炎。その他：脱毛、悪心、下痢、頭痛、末梢神経異常、浮腫、蕁麻疹、倦怠感、肝機能異常、色素沈着、嘔吐、食欲不振、味覚減退、発熱、発疹、眩暈、筋肉痛、掻痒感、関節痛、吐き気、リンパ節腫脹、紅斑など。

メルカゾールの注意点

出現した症状によって用いる量も異なってきます。

気をつけるべきケース

肝機能障害を認める場合。白血球減少若しくは別の血液障害の程度が中等度以上である場合。

利用できないケース

過去に本薬剤を用いて過敏症を出現させたことがある場合。