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リザスト、グレリース。
一般名
オーラノフィン
「りどーら」の概要
免疫調整剤及び非ステロイド性抗炎症剤で効果が得られない場合に用いられます。これは幾つかの副作用が報告されているためです。金化合物の抗炎症作用を持つ製剤であり、金注射に有効な場合や初期段階で骨の破壊及び変形が悪化していないリウマチの維持療法で用いられます。自己免疫はリウマチ性疾患の原因と考えられており、本薬剤は慢性関節リウマチに昔から利用されてきた経緯があります。
効能・効果
非ステロイド系消炎鎮痛薬で期待されるだけの効果が得られなかった慢性関節リウマチ。
副作用
血小板減少。その他:痒み、脱毛、口内炎、嘔吐、便秘、舌炎、白血球減少、味覚異常、体重減少、倦怠感、光線過敏症、口角炎、好酸球増多、鼻出血、発熱、耳鳴り、痺れ感、好中球減少、動悸、頭痛、浮腫、消化管出血、発疹、口の渇き、胃痛、悪心、食欲不振、胃潰瘍、貧血、肝機能異常、眩暈、脱力感、蕁麻疹、軟便、下痢、消化不良、腹部膨満感、紅斑、血尿など。
リドーラの注意点
効果が現れるのに数ヶ月を要します。これは炎症の見られる関節といった所へ直ぐに溜まらないためです。
気をつけるべきケース
過去に薬物過敏症を招いている場合。腎及び肝障害、炎症性腸疾患、慢性皮疹、血液障害、蕁麻疹が認められる場合。高度な消化器障害が見られる場合。既往歴として金製剤由来の副作用を招いたことがある場合。
利用できないケース
妊婦、小児。重症の下痢。過去に金製剤由来の重い副作用を招いたことがある場合。消化性潰瘍。