「東洋医学」カテゴリーアーカイブ

聞診~声・呼吸音・体臭~

患者との会話から情報を取得するのが聞診(ぶんしん)ですが、実際には排泄物などの匂いをかぐことも含まれます。問診、望診と共に実施されるケースが多く、咳、声に限らず話し方も診られます。通常、会話の中で最初... Read more

望診~病色・常色~

皮膚の光沢や歩行、体格、スタイル、顔色など身体の見た目の全てを調べるのが望診(ぼうしん)です。つまり目で全身に異常がないかを判定することを言います。血や気が停滞して顔色が青っぽいと体内へ寒邪(かんじゃ... Read more

膀胱・三焦~六腑の変調~

腎から要らなくなった水分を届けられる場所が膀胱(ぼうこう)です。いわゆる尿のことですが、その排泄機会を判断するのが腎の役目でもあります。膀胱のバランスに変化が出現すると、この腎とのやり取りがうまく行わ... Read more

証・弁証論治・四診

治療過程はまず診察から診断し、治療の方向性を確定して、治療を実施します。これは現代医学も東洋のそれも同様ですが、弁証論治(べんしょうろんち)とは東洋医学で用いられる上記の手順を言います。つまり、理・法... Read more