血管性紫斑病[けっかんせいしはんびょう]

症状

点状から数センチに及ぶ紫斑が生じ、手足に見られます。また、痒みや浮腫みが随伴することもあります。更に腹痛に伴って血便を見ることもあります。その他、腎炎を招いたり、関節の痛みや腫れなどが生じることもあります。尚、血管性紫斑病(けっかんせいしはんびょう)では、通常、紫斑を出現させますが、これが明確に現れず、先行して腹痛を発生させることがあります。この場合、盲腸と誤解されることもあります。

原因

溶連菌による細菌感染後や風邪を招いた後に発症することがあります。多くは、三歳から十歳にかけて見られます。血管性紫斑病では、アレルギー反応が小さい血管において生じます。このため、血管が弱くなり、延いては出血や浮腫みを生じます。尚、紫斑病性腎炎は腎臓内部の血管に障害をもたらしたものであり、長期間に渡って蛋白尿及び血尿が認められます。

治療法

少ないケースで血液凝固或いは溶解を関わる成分の減少が見られます。この場合、それを補います。血管を強化するビタミンCなどは紫斑に適用されます。また、ステロイドホルモンは関節痛や腹痛などに用いられます。輸液を行うには入院を要し、腹痛を伴う血便が認められる場合の処置となります。尚、本疾患はアレルギー性紫斑病とも呼ばれています。