電解質

体重の約六割程度が水分で構成されている人間のからだには、血漿や細胞内液というものがあります。これらはいわゆる体液のことであり、ほとんど水分から成り立っています。この体液に電解質(でんかいしつ)と非電解質が溶解していますが、これらは細胞が生きていくために欠かせないものです。電解質とはミネラルのことで、容易に電気を通す特徴をもった物質のことを言います。食塩が水に溶けた際に分解されて発生する塩素イオンとナトリウムイオンがよく知られています。一方、非電化質ではブドウ糖が代表的で、こちらは電気を通すものの水には溶解しません。

人間の体の体液を調整しているのがナトリウムで、この物質と同様に浸透圧を維持したりして水分をコントロールしているのがクロールと言われるものです。これに対して神経や筋肉に影響を及ぼしているのがカリウムです。電解質はカルシウムやカリウム、ナトリウムといった陽イオンとクロールなどの陰イオンがあります。いずれも細胞には欠かせない物質です。アシドースは体液が酸性に傾いてしまうもので、アルカローシスはアルカリ傾向を示すことですが、これらの陽イオンと陰イオンがそのバランスを崩壊させることで生じます。通常、これらのイオンは一定のバランスのものとに血液の浸透圧を維持していますが、病気が発生すると崩壊してしまいます。

当該数値に異常が見られる場合、多くは重篤な病気であるケースが多いようです。そのため、入院治療を要することが多々あります。通常、電解質のバランス崩壊はあまり見られませんが、崩れた場合生命を脅かす病気であることが多いと言われています。このため、基本的に異常値を示した場合は、専門医にかかることが大切です。その他、食事内容が偏っているために異常値を示すこともありますが、この場合、食生活の改善を要します。