新生児敗血症[しんせいじはいけつしょう]

新生児敗血症の症状

授乳を受け付けなかったり、気力が弱っているように見えます。また、一過性の呼吸停止や顔面蒼白、熱の上昇、低体温、黄疸、腹部の腫れなどを見ることもあります。更に血液循環の悪化が皮膚でみとめられることから手足の冷えなども生じます。敗血症の合併症の内、特に問題となるのは髄膜炎となります。新生児は免疫力低下を招いているので、血中に存在する細菌はあらゆる臓器に入り込みます。髄膜炎は、脳を包んでいる膜において感染症を引き起こすことで発症します。この疾患を随伴させる新生児では、泉門隆起や痙攣、昏睡、顕著な活動性の弱まりが認められます。

新生児敗血症の原因

敗血症を新生児にて発症するもので、血液への細菌感染症が原因となります。新生児敗血症(しんせいじはいけつしょう)は、通常の小児や大人に比較すると早産児においては非常に発症しやすくなっています。これは免疫機能が未発達のためであり、また、本来、母体から移行してくる抗体を早産児は得られていないためです。主な原因で非常に多くなっているのは、B群溶連筋となります。また、人工呼吸器や静脈内カテーテルを用いたために発症することもあります。

新生児敗血症の治療法

本疾患が予想される場合は、静脈内に抗生物質を投与します。この場合、検査結果を待ちません。原因が確定した場合、有効とされる抗生物質が用いられます。その他、血液循環を補い、血圧管理、水分補給なども重要です。