小腸ポリープ

症状

小腸ポリープ(しょうちょうぽりーぷ)において症状を示す場合は、腹痛、貧血、出血、そして閉塞症状などですが、ほとんどのケースではこれといった症状を特に示さないと言われています。蠕動運動(ぜんどううんどう)の向上によって引き起こされる閉塞はその多くが重積を原因とします。間欠或いは頻繁にこの症状は引き起こされ、突如或いは自然に解消される傾向にあります。また肥大した腫瘍を管腔外に触れたり、重積腸管に触れたりするケースが見られます。検査は内視鏡を用いてポリープの存在を調べ、小腸では造影X線検査が行われます。また腹部の単純X線検査では腸重積の有無が確認できます。

原因

血管腫、脂肪腫、腺腫、平滑筋腫、線維腫、神経系腫瘍の他、過誤腫、好酸球性肉芽腫、迷入膵などが該当します。十二指腸よりバウヒン弁に及ぶ良性腫瘍、そして良性腫瘍様の病変を包括します。小腸ポリープはあまり見られない病気ですが、十二指腸ポリープにおいてはブルネル腺腫が非常に多いとされます。

治療法

手術で切除する治療方法も行われますが、これは症状が示された場合に適用されます。特に症状が示されないケースでは経過観察となります。また内視鏡的ポリペクトミーなどによる治療法もできれば実施されます。一般に見通しは良いとされています。尚、最近では内視鏡的観察が簡単にできることから十二指腸球部隆起性病変及び異所性胃粘膜などが見つかる傾向にあります。