アデノウイルス感染症

アデノウイルス感染症の症状

咽頭結膜熱はプールを間において感染を拡大させるものであり、プール熱とも言われます。熱の上昇や結膜炎、咽頭痛などを生じます。流行性角結膜炎は眼瞼の浮腫、結膜充血を生じ、痛みを随伴させます。感染力は高くなっています。乳幼児下痢症は周年発症し、ロタウイルスの好発時期とは異なります。ただし、下痢を乳幼児において生じる点ではロタウイルスと同様になります。肺炎では熱の上昇やリンパ節腫脹、咳、咽頭痛などを生じます。急性濾胞性結膜炎は結膜において浮腫と充血を呈し、濾胞が結膜に生じます。急性出血性膀胱炎では突然、頻尿や血尿を出現させます。

アデノウイルス感染症の原因

急性熱性咽頭炎、咽頭結膜炎、流行性角結膜炎、肺炎、急性濾胞性結膜炎、急性出血性膀胱炎、乳幼児下痢症、肝炎などを引き起こします。1から49までの血清型とAからGまでの亜群にアデノウイルス感染症は分類されます。急性熱性咽頭炎は乳幼児に見られ、1、2、5、7型となります。咽頭結膜炎は小児に見られ、3、4、7、14型となります。流行性角結膜炎は全年齢層に見られ、8、19、37型となります。肺炎は小児と成人に見られ、3、4、7型となります。急性濾胞性結膜炎は全年齢層に見られ、3、4、7型となります。急性出血性膀胱炎は幼児に見られ、11、21型となります。乳幼児下痢症は乳幼児に見られ、40、41型となります。肝炎は肝移植後に見られ、1、2、5型となります。感染経路は接触と飛沫であり、結膜や咽頭、膀胱、腸管などの粘膜で増えていきます。

アデノウイルス感染症の治療法

主軸となるのは対症療法になります。見通しは良好で、予防には隔離が大切となります。尚、合併症では細菌の二次感染が考えられます。