「検査」カテゴリーアーカイブ

上部消化管内視鏡

内視鏡を口から挿入し、食道から胃、十二指腸球部まで到達させて検査します。ファイバースコープはグラスファイバーを細かくしたものを束ねた内視鏡であり、そのまま内部を観察します。これに対して近年用いられるよ... Read more

上部消化管X線造影

造影剤と呼ばれるバリウムを飲んで、食道、胃、十二指腸まで調べます。消化管内腔の状態を調べるには、空気を胃に流し込みます。これには、ゾンデと発泡剤を用いる方法があり、前者は直接空気を入れるために細い管を... Read more

腎盂造影

尿路とは遠位尿細管、集合管、腎杯、腎盂、尿管など尿の通り道ですが、腎盂造影検査(じんうぞうえいけんさ)とは、造影剤を用いてX線写真で腎臓から膀胱の間を撮影するものです。これによって結石の存在や異常な形... Read more

腹腔鏡

病状を判定し、治療方針や肝疾患の診断を確定するのに有用な検査です。血液検査のみで見つからない詳細な肝臓表層の状態を確認できます。中でも、急性から慢性に変化する肝炎が肝硬変に移っていく過程を診断するのが... Read more

腹部超音波

高い直進性と強く一定方向に放射される特徴があり、人間の耳では聞こえない程度のものが超音波となります。これを体に向かって発信させると、反射波であるエコーが返ってきます。またそれを受診して画像化処理を加え... Read more

腹部血管造影

それぞれの臓器に生じた腫瘍が悪性か良性かの判断や、消化管出血の起こっている場所、診断及び治療に対して有効な検査であり、別の検査で十分に情報を得られないケースで適用されます。手術を行うべきかどうかの判断... Read more

ヘモグロビン/血色素量

酸素を各組織へ運搬する大切な役割を持っているのが、赤血球に含まれる血色素であるヘモグロビン(Hb)です。この物質は、鉄分であるヘムとたん白であるグロビンが結合したもので、ヘムが酸素と二酸化炭素を出し入... Read more

ヘマトクリット

ある一定の血液内に赤血球がどのぐらい含有されているのかを調べるのがヘマトクリット検査です。血漿と固形成分に分類するため、遠心分離機を用いますが、名称の由来は血液であるヘマトと分離を意味するクリットから... Read more

HDLコレステロール

リポ蛋白は、血液中に含有される中性脂肪やコレステロールなどと蛋白質が結合したものを言います。高比重リポ蛋白であるHDL、低比重リポ蛋白であるLDL、超低比重リポ蛋白であるVLDL、カイロミクロンといっ... Read more

白血球数

食作用(しょくさよう)を持っており、赤血球数より非常に少ないのが白血球です。この血球は人間の体の中に異物や細菌が入り込むと、骨髄造血幹細胞(こつずいぞうけつかんさいぼう)にて活発に生成され、自身に吸収... Read more