「検査」カテゴリーアーカイブ

電気生理学的検査

血液を体の隅々までめぐらせるため心臓は拍動していますが、その際活動電流を何度も生じます。心電図はこれを記録したものですが、普通の心電図より電気生理学的検査(でんきせいりがくてきけんさ)の方がより正確に... Read more

電解質

体重の約六割程度が水分で構成されている人間のからだには、血漿や細胞内液というものがあります。これらはいわゆる体液のことであり、ほとんど水分から成り立っています。この体液に電解質(でんかいしつ)と非電解... Read more

CRP/C反応性蛋白

肺炎球菌が有するC多糖体に起因する肺炎患者の血清内に見られる蛋白質の一種です。かつてはこの蛋白質が肺炎独特のものと推測されていましたが、現在、組織を壊したり、炎症を招く疾患全てにおいて増加を示す蛋白質... Read more

CEA/癌胎児性蛋白抗原

蛋白質の仲間であり、通常胎児の消化器細胞に限定して見られます。しかし、この蛋白質は癌細胞が増えている箇所でも出現します。CEAは癌胎児性蛋白抗原のことで、いわゆる腫瘍マーカーです。大腸癌及び胃癌といっ... Read more

クレアチニン・クリアランス/CCR

腎臓の機能を調べる検査の一種で、一定時間蓄積させた尿内に含有されるクレアチニン量を測定し、一分間でどれだけの血漿が、腎臓で濾過されているのかを検査します。クリアランスは血中の不要な物質を糸球体が濾過し... Read more

CA19-9

消化器系に発生する膵臓癌や胆嚢癌、胆管癌の腫瘍マーカーとして広く普及しています。膵臓癌の早期発見にはあまり役立ちませんが、その一方で膵臓癌に対する特異性が高くなっています。また、胆嚢癌では明らかな高値... Read more

膀胱鏡

外尿道口から尿道を通過させて膀胱に内視鏡を入れる検査を膀胱鏡(ぼうこうきょう)と言います。内視鏡では広範囲が確認できるため、内部をよく観察できます。そのため、膀胱内に発生した炎症や腫瘍、結石の存在など... Read more

β-リポ蛋白

脂質は水に溶解しないため、そのままでは体内を流れるには不便です。ところが、蛋白質と結びついた脂質は水に溶けてしまいます。脂質であるコレステロールやリン脂質、遊離脂肪酸、中性脂肪は体内を流れさせるために... Read more

ASO

溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)への感染を確認する検査です。いわゆる溶連菌のことで、中耳炎、咽頭炎、しょう紅熱、扁桃炎などを引き起こします。手足の関節痛や熱の上昇が炎症及び化膿から引き起... Read more

ラテックス凝集反応/RAテスト

異物である細菌などが人間の体の中に入り込むと、これに応戦するため、抗体が作られます。この異物はいわゆる抗原のことで、抗体が生成されて体を防御する作用を免疫と言います。その際、体を構成している物質に対し... Read more