細菌性髄膜炎

症状

細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)では発熱、意識障害、頭痛、項部硬直、悪寒などを急性に出現させます。原因菌は髄液及び血液の培養にて検査します。髄膜癌腫症、真菌性髄膜炎、結核性髄膜炎、ウイルス性髄膜炎、寄生虫に起因する髄膜炎などとの識別が必要とされています。尚、菌の検出が見られない成人の髄膜炎は無菌性髄膜炎と言われていますが、ウイルスに由来するとも考えられています。症状は軽いものとなります。

原因

細菌感染によって引き起こされる髄膜炎であり、脳軟膜に感染し増殖することが原因となります。グラム陽性菌、大腸菌などは誕生数ヶ月未満の乳幼児に発症しやすく、それ以降の乳幼児ではインフルエンザ菌となります。髄膜炎菌や肺炎球菌などは成人に多く、グラム陰性桿菌などは高齢者に多くなっています。

治療法

まずセフォタキシムやセフトリアキソンといったセフェム薬にアンピシリンなどを組み合わせての治療方法がとられますが、これは原因菌が特定される間となります。抗菌薬は、通常用いられる量よりも多く必要とされていて、これによって髄液内殺菌作用を十分高められます。また病原菌が特定され、抗菌薬の効き目が明確になれば、用いられる薬は変わります。その他、抗痙攣薬や鎮痛薬、脳圧降下薬、解熱薬、副腎ステロイド薬などが症状に応じて用いられます。