小児統合失調症[しょうにとうごうしっちょうしょう]

症状

歪んだ認識や思考を特徴とし、意欲喪失や引きこもりといった症状を示します。被害妄想的に自分へ危害が加えられると考えたり、或いは他人に自分の思考が操られると感じる不安などが生じます。表情や感情が乏しくなり、声を発することもなくなります。その他、偏執症、妄想、幻覚といった特徴的な症状を呈します。尚、統合失調症と似たような症状を示すものでは、禁止薬物の乱用によるものがあります。こちらも、青年期以降で見られます。

原因

脳内で生じる化学作用が正常でないために発症する疾患と言われていますが、ハッキリとしたことは解明されていません。環境や教育によって発症するものではないと言われている一方で、遺伝性が指摘されています。統合失調症は、青年期以降に多く見られる疾患であるため、小児統合失調症(しょうにとうごうしっちょうしょう)は、ほとんど発生しません。

治療法

抗精神病薬は、妄想及び幻覚を抑制する目的で用いられます。しかし、副作用があるため、動作が鈍くなったり、震えを生じたりします。尚、薬物では、オランザピン、リスペリドン、ハロペリドール、クエチアピンといったものがあります。本疾患は基本的に治療可能なものではありません。