クレブシエラ感染症

クレブシエラ感染症の症状

尿路系では、留置尿道カテーテルを入れているケースや気質的変化が尿路に見られる場合などに生じます。また、過去に尿路感染の治療を受けているケースに多く、初めの感染より分離されることはあまりありません。創傷感染症や腹部感染症では、別のグラム陰性桿菌と合わせて感染している場合が多いとされます。外傷によって引き起こすものが創傷感染症であり、腹腔内感染は開腹による手術後に生じます。その他、一次性気管支肺炎は、老齢者や重症患者などに見られ、またアルコール中毒や慢性呼吸器疾患を患っている人などにも生じます。

クレブシエラ感染症の原因

日和見感染菌の一種であり、健康であれば直接感染することはありません。基礎疾患が重度であったり、免疫不全、老齢者などに感染して発症するケースが多いとされます。自然界に多く存在し、人間の口腔内や上気道、腸管内などに見られます。また髄膜炎や敗血症、胆道感染症、肺炎、気管支炎、創傷感染症、術後における腹腔内感染症、慢性複雑性尿路感染症などを引き起こす原因菌となります。

クレブシエラ感染症の治療法

第二世代セフェム系若しくは第三世代セフェム系薬がクレブシエラ感染症に用いられます。またアミノグリコシド系、フロロキノロン系、カルバペネム系などの薬剤にも効果が認められています。尚、第一世代セフェム系薬やペニシリン系薬にはあまり効果がないとされます。ペ二シリナーゼを作り出すクレブシエラはアンピシリンやペニシリンGに対して耐性を持っています。