マイコプラズマ感染症

マイコプラズマ感染症の症状

咳が長期に渡って継続し、非常に頑固とされます。初期段階では熱の上昇と共に乾性咳が特徴的な症状であり、その他循環器症状や中枢神経症状、末梢神経症状、皮膚病変、関節症状などを出現させます。また、皮膚病変では紅斑や発疹が見られ、循環器症状では胸痛や不整脈といったものを呈します。マイコプラズマ感染症が重症化するケースも見られますが、多くは軽度から中等度の症状となります。

マイコプラズマ感染症の原因

上皮細胞への定着から気道上皮において線毛運動低下をきたします。マイコプラズマが咽頭へ定着することによって発症し、細胞内に対しても入り込みます。このため、抗体及び抗菌薬に抵抗性を呈し、慢性化します。マイコプラズマは自己増殖能力を有しており、細胞壁をもたず無細胞人工培地において増殖を示します。尚、クラミジア肺炎は非定型肺炎であり、マイコプラズマ感染症の発熱よりも高熱になる傾向があり、若年層に多く見られます。

マイコプラズマ感染症の治療法

マクロライド系抗菌薬はマイコプラズマ肺炎に適用されます。テトラサイクリン系抗菌薬はクラミジア肺炎に用いられます。また、重症化したケースではこれらの薬剤が注射によって投与され、軽度から中等度のものでは経口投与となります。基本的にテトラサイクリン系及びマクロライド系抗菌薬は異型肺炎が推測された場合に適用されます。