急性痒疹

症状

強い痒みがあり、掻いて敗れると二次感染を招くケースもあります。一定の年齢を超えると症状は示されなくなりますが、繰り返して発症する傾向にあります。全経過は数週間であり、蕁麻疹のような膨疹及び紅斑を発生させた後、やがて漿液性丘疹を形成します。尚、急性痒疹(きゅうせいようしん)は小児ストロフルスとも呼ばれています。

原因

豚肉や大豆、卵といった食品や虫刺されに起因する過敏反応が発症に関係していると言われています。夏など虫刺されの多発する時期に多発し、五歳に満たない幼小児に多く見られます。

治療法

ステロイドを外用として用いる他、抗ヒスタミン薬が症状に応じて用いられます。また、虫刺されや食餌に注意を払います。