症状
痒疹を出現させます。患部の皮膚を掻き破ることで小水疱や小痂皮を形成し、二次感染も招くおそれがあります。これによってリンパ節炎や膿痂疹などを続いて発症する可能性もあります。ストロフルスは夏場に多く見られ、経過は若干急性です。大抵小児において発症し、体幹や四肢の蕁麻疹様発疹、小児蕁麻疹様苔癬などを引き起こします。尚、痒疹そのものは急性型と慢性型に分類されます。前者は中心となるのが丘疹若しくは蕁麻疹様丘疹であり、後者は主に小結節が見られて、苔癬化といった慢性皮膚病変を随伴させるケースとされます。
原因
豚肉や大豆、卵など食品に対するアレルギー。虫刺されへの異常反応若しくは過敏症。大人の場合、虫刺されに起因して蕁麻疹様苔癬を招くケースが多いとされますが、ハッキリ原因の分からない症例も多いとされます。
治療法
外用でステロイド薬を塗布します。また抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬が用いられることもあります。