「検査」カテゴリーアーカイブ

血液像

白血球は好中球(こうちゅうきゅう)、好塩基球(こうえんききゅう)、リンパ球、好酸球(こうさんきゅう)、単球の五つに分類されています。いずれも形態は異なり、白血球はこれらを総称したものです。また作用もそ... Read more

血圧測定

生活習慣病である脳出血、心臓疾患などを未然に防ぐ目的で行われる検査であり、最高と最低血圧を調べるものです。最大或いは最高血圧、若しくは収縮期血圧はいずれも同じ意味を指しており、心臓収縮が起こって動脈へ... Read more

血糖/BS

エネルギーとして利用されているのがグルコースであり、生命活動を維持するのに重要な物質です。このグルコースは血中に存在するブドウ糖のことであり、通常、血液内では一定濃度を維持しています。この範囲を超える... Read more

赤血球沈降速度/赤沈/血沈

抗凝固剤を血液に混ぜたものをガラス管に入れて、垂直に立てます。すると重力から赤血球が沈んでいきますので、その沈んでいく速度を調べるのが赤血球沈降速度(せっけっきゅうちんこうそくど)或いは略して赤沈(せ... Read more

血小板数

凝集能と粘着能を有する有形成分の一種であり、出血が起こると、その損傷部分を塞ぐために血小板同士がくっついて血栓を形成します。血栓そのものは破壊されやすいため、血中の凝固因子が更に作用します。これによっ... Read more

血清総蛋白/TP

口から食べ物を摂取すると、それが胃腸に移動して消化されます。ここでアミノ酸へと分解され、それが血中に流れて臓器などの組織に蓄えられます。そして肝臓へ移動したアミノ酸は合成によって血清蛋白、組織蛋白、酵... Read more

頚動脈超音波

動脈硬化の存在を確認する検査であり、高い周波数を有する超音波を用います。これを頸部に向けて発信するものであり、断層画像化して動脈硬化を診断します。動脈硬化は動脈内腔が狭窄する病態であり、これはアテロー... Read more

冠状動脈造影

心筋梗塞や狭心症といった虚血性心臓疾患の治療目的で行われる検査であり、診断に必要です。冠状動脈は、酸素だけでなく様々な栄養素を心臓の筋肉に運搬していますが、ここが何らかの理由で詰まってしまうと心筋梗塞... Read more

下部消化管内視鏡

大腸全域を観察することが可能で直腸から盲腸に至る範囲を調べます。下部消化管内視鏡検査(かぶしょうかかんないしきょうけんさ)では、電子スコープ若しくはファイバースコープを用いるため、直接大腸粘膜を調べた... Read more

下部消化管X線造影

大腸疾患の診断に必要なもので、バリウムと言われている造影剤を結腸及び直腸に注入して行います。早期の大腸癌などはすぐに治療すれば、多くが経過良好になると言われています。バリウムを注入する際は、潤滑剤を排... Read more