限界まで息を吸って排出したFVC(努力性肺活量)を検査します。呼吸と換気が肺の働きであり、前者は酸素を吸収して二酸化炭素を吐き出す働きを言います。後者は、肺へ空気を入れたり出したりする働きを言います。... Read more
「検査」カテゴリーアーカイブ
グリコヘモグロビン/HbA1c
赤血球内に存在する血色素は酸素を体内へ送る働きを持っています。この血色素がヘモグロビンと呼ばれているもので、これと血中のブドウ糖が結合したものをグリコヘモグロビンと言います。この物質は幾つかに分類され... Read more
GOT/GPT
アミノ酸を生成する作用を有し、身体のあらゆる臓器組織の中に存在する酵素がGOTと略されるグルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼです。グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼも同様の働きを持つ酵素で... Read more
眼底/眼圧
頭蓋内や眼に関わる疾患を診断する検査であり、他にも糖尿病に起因する血管病変や動脈硬化などを調べます。視神経乳頭や脈絡膜があるところで、網膜や眼の中の血管があるところを眼底(がんてい)と言います。この場... Read more
γ-GTP/ガンマグルタミールトランスペプチダーゼ
アミノ酸代謝に関与する、つまりたんぱく質を分解する酵素の一種です。γ-GTP(ガンマグルタミールトランスペプチダーゼ)はGOTやGPTと同様の分解酵素で、腎臓での含有量が非常に多いとされます。他の臓器... Read more
X線CT
合成した断層画像を用いて体の中を調べるもので、多くの疾患の診断に用いられています。コンピュータ断層撮影のことで、X線を輪切りにするように体の横断面にあてます。こうして得られた情報をもとに、コンピュータ... Read more
胸部X線単純撮影
心臓や肺、縦隔疾患についての診断を目的に行われるもので、比較的、健康診断や病院などで多く実施されています。これはX線検査の中でとても容易にできるためで、様々な情報を調べることが可能です。一般に胸部X線... Read more
AG比
血清中に含有される蛋白質の種類は、そのほとんどがアルブミンとグロブリンになります。健康であって特に問題のない人では、この内アルブミンの比率がおよそ67パーセント、残りの凡そ33パーセントがグロブリンで... Read more
ブドウ糖負荷試験/GTT
血糖検査で食後血糖値が200mg/dl未満、空腹時血糖値が126mg/dl未満であっても、糖尿病の疑いがあると判断された場合、ブドウ糖負荷試験(GTT)が二次検査として更に詳細に実施されます。当該検査... Read more
BSP/ICG/肝機能負荷/色素排泄試験
肝臓には解毒作用がありますが、肝機能に異常が無ければ、異物を中和し血中からこれを除去します。当該検査では色素用いて、これを静脈から注入します。色素も異物であるため、肝臓は一定時間で中和し血中から取り除... Read more