伝染性軟属腫

伝染性軟属腫の症状

軽く突出した白色物質が隆起中央部に見られ、小臍窩になっています。隆起は半球状からなる病変であり、全体として光沢が見られます。巨大なものから点状までその大きさは様々であり、色も白や淡紅、常色などとなっています。しかし巨大な隆起はエイズ患者に多いとされ、あまり見られません。汎発、多発、単発し、大きさは普通で米粒大ないし大豆大とされます。また、掻いて破ってしまうと、患部周囲に湿疹を生じたり、他の場所において自家接種したりします。

伝染性軟属腫の原因

小児に多く見られますが、成人にも伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)が発症します。ポックスウイルス属で大型DNAウイルスに起因するもので、粘膜や皮膚において病変を生じます。成人では男女関係の接触を原因とする感染が多いとされますが、小児ではスイミングスクールなどで感染すると言われています。またアトピー性皮膚炎を介して発症するケースも見られます。しかし、感染経路はハッキリと分かっていません。診断が難しいケースでは病理診断を行いますが、通常特徴的な組織像を呈し、臨床像で顕著な症例が多いとされます。

伝染性軟属腫の治療法

まれに見る巨大病変では手術によって摘出が行われます。また、液体窒素を用いて凍らせたり、機械的に取り除く治療方法がとられます。しかし、伝染性軟属腫は数ヶ月程度で自然治癒するため、一般には治療を行いません。