エプスタインバーウイルス感染症

エプスタインバーウイルス感染症の症状

伝染性単核球症では熱の上昇や疲労感、リンパ節腫脹、喉痛などを生じます。初期段階では倦怠感が生じ、これが数日持続します。次第に発熱や喉痛、リンパ節の腫れが目立つようになっていきます。いずれも全てが出現する訳でなく、人によってはどれかが欠けることもあります。合併症でよく見られるのは脾腫ですが、特に症状を示さないものの、刺激によって破裂するリスクが生じます。この腫れは肝臓でも認められます。その他、少ないケースで脳炎や髄膜炎、神経障害、痙攣発作などを合併することがあります。エプスタインバーウイルス感染症(EBウイルス感染症)はウイルス株の違いから多彩な症状を呈します。

エプスタインバーウイルス感染症の原因

通常、感冒様症状などを呈しますが、若者層ではより重症化した伝染性単核球症を招くことがあります。単核球は白血球の一つであり、これが増加する疾患を言います。また、癌やバーキットリンパ腫などを発生させることがあり、これは細胞分裂周期を感染によって変化させられるためと言われています。

エプスタインバーウイルス感染症の治療法

現段階で知られている抗ウイルス薬には効果が認められていません。基本的には対症療法が中心となります。気道の腫れにはステロイド薬が用いられます。イブプロフェンやアスピリンといった非ステロイド性抗炎症薬は発熱や痛みに対して適用されます。ただし、小児へアスピリンを利用した場合、ライ症候群を招くリスクが高まるため、その使用は控えます。伝染性単核球症では脾臓破裂を防ぐため、安静を心掛けます。