帯状疱疹[たいじょうほうしん]

症状

水疱発生数日前から症状を呈します。熱の上昇や吐き気、悪寒、排尿障害、下痢、痒みなどを生じます。水疱は、感染した神経の支配域の皮膚上に出現し、一側性で胴体において生じます。しかし、帯状疱疹は一度発症すると多くの場合、生涯に渡って再発しません。

原因

水痘帯状疱疹ウイルスによる感染が原因となります。これには帯状疱疹(たいじょうほうしん)だけでなく水痘も含まれます。皮膚上に有痛性の水疱を発生させる疾患であり、初感染では水痘となります。後に発症すると帯状疱疹と呼ばれます。通常、ウイルスは血行性に移動し、脳や脊髄の神経系に感染します。ここで休眠状態となって持続感染します。生涯に渡って症状を示さないケースもありますが、一定期間経過後、ウイルスが再活性化して症状を呈する場合があります。再活性すると、神経線維から再び皮膚上に出現し、有痛性の糜爛を発生させます。

治療法

アシクロビルやバラシクロビル、ファムシクロビルなどの抗生物質が投与されます。免疫不全をきたしている患者や老齢者などでは、特に必要とされます。その他、コルチコステロイドが合わせて用いられることもあります。