白板症

症状

女性より男性の方が発症率も高く、タバコを吸う方に多く見られます。糜爛化し、疣贅状、角化性を呈します。また表面は平滑で、浸潤性局面を呈する前癌病変を呈します。肥厚化した表面を有し、これが紅色色調を呈すると悪性化する確率が上昇します。多くは口唇及び口腔にて発症します。好発年齢は五十歳以上となります。尚、現在では前癌病変だけでなく、別の病気に起因する白色斑をも含んで白板症(はくばんしょう)と定義しています。白色角化を粘膜及び粘膜移行部に認められる症状を言い、これには良性と悪性の区別があります。

原因

円板状エリテマトーデス、カンジダ症、外傷、扁平苔癬などを原因とする場合は良性となります。これに対し粘膜斑が前癌病変として出現したケースでは、喫煙などを原因とします。これは継続して刺激が加わることで、組織の異形成が生じることに由来します。尚、表皮細胞に角化異常や異型性など様々な度合いの症状を呈するものは悪性となります。

治療法

まず、喫煙を避けます。またレーザー療法や外科的な切除、凍結療法、5-FUの外用などの治療方法は、悪性の場合に適用されます。診断では悪性と良性の区別をし、生検が必須となります。更に良性では他の病気との鑑別を要します。