「検査」カテゴリーアーカイブ

酸性フォスファターゼ/ACP

リン酸を分解する酵素のことであり、これを安静の環境のもとで行うものを言います。体のあらゆる細胞若しくは組織に存在していますが、その存在場所によって酸性フォスファターゼ(ACP)の特徴が見られます。前立... Read more

サーモグラフィー

皮膚に液晶プレートがそのまま触れる接触型と肌に直接触れない非接触型の機械のいずれかによって検査を行います。一般には、人間の体に悪影響を及ぼさない非接触型の機械が用いられます。サーモグラフィーは、人間の... Read more

一般細菌

自覚症状である痛みや腫れ、熱の上昇などを感染から生じますが、通常、炎症反応や白血球数などを調べることで診断を下せます。ただ、原因菌を特定しないと、根本的に治療を行えない疾患があるため、一般細菌検査(い... Read more

PSA/前立腺特異抗原

蛋白質と糖が結びついた糖タンパクと呼ばれている成分であり、特異的に前立腺組織から生成され分泌されています。このため、疑われる癌が前立腺に発生したものであれば、最初にふるいわけするため、スクリーニング検... Read more

網状赤血球数

染色から核が抜けた際にそれが網状を形成するため、網状赤血球数(もうじょうけっきゅうすう)と呼ばれるようになった経緯があります。また、赤血球が作られる一つ前の未完成な赤血球のことを網状赤血球と言います。... Read more

胸水穿刺

僅かに含有される胸膜腔内の液体成分のことを胸水と言いますが、この液体は生理的に欠かせないものです。しかし、時に障害が胸膜や肺など胸部臓器に発生すると、異常に増えてくることがあります。胸水穿刺(きょうす... Read more

クレアチンキナーゼ/CK

エネルギー代謝に関わる酵素の一つであり、筋肉細胞である心筋及び骨格筋に対して大切な役割を担っています。存在箇所はそのほとんどが筋肉内であり、肝臓及び血球内にはほぼ見られません。このため、当該検査は筋肉... Read more

甲状腺ホルモン

種類としてはトリヨードサイロニンと呼ばれるT3、サイロキシンと言われるT4があります。前者は三個のヨードを一分子内に持つものであり、後者は四つ有しています。これらの甲状腺ホルモンは血中に溶解しており、... Read more

骨髄穿刺

血球の検査を行った際、その一部には骨髄穿刺(こつずいせんし)を要するものがあります。血小板や赤血球、白血球などのほとんどは骨髄にて生成されており、この組織には造血の働きがあります。微量の液体を骨髄内か... Read more

筋電図

活動電位と呼ばれる非常に弱い電気を筋肉から捉えて記録する検査です。筋肉の細胞からは収縮の際に微弱な電気を発せられますが、これを活動電位と言います。その数や振幅から異常を見出すわけですが、これによって直... Read more