「検査」カテゴリーアーカイブ

血液型検査

通常、四つに分類されるABO式のことを言います。これはA、B、O、ABに分けられるもので、調べる理由は輸血の際に必要だからです。というのは、型の違う血液が体内で混ざってしまうと、免疫反応が生じるからで... Read more

血中自己抗体

もともと体の中に有している物質へは抗体を生成しないのが普通です。この抗体は体内の防御反応によって発生するもので、化学物質や細菌、ウイルスなどの抗原との反応の結果です。抗原とはもともと体内になかった異物... Read more

血中インスリン活性/IRI

血糖値の上昇を招いている原因がハッキリ分からない場合に適用されます。血糖検査は糖尿病で行われるものですが、血糖値の上昇を招く疾患はこれ以外にも肝臓病や甲状腺機能亢進症などがあります。また、副腎皮質ホル... Read more

ケトン体

脂肪酸から生成される物質であり、肝臓にて作られています。この物質は糖が不足したり、糖を消費するのに組織で障害が発生した際に出現します。種類は三つに分類され、酸性3-ヒドロキシン酪酸(3-OHBA)、ア... Read more

血清鉄

トランスフェリンは蛋白質の一つですが、血中に含有される鉄は全部この物質と結びついています。人間の体の中に存在する鉄はおよそ四グラム程度であり、ヘモグロビンと結びついている鉄はこの内、約七割程度です。ヘ... Read more

血清尿素窒素/BUN

肝臓で蛋白質が処理された結果発生する物質であり、体の中でエネルギーとして利用された蛋白質の老廃物が尿素窒素(BUN)です。二酸化炭素とアンモニアはアミノ酸から生成されますが、これが基礎になって肝臓で生... Read more

結核菌

塗沫検査(とまつけんさ)、培養検査(ばいようけんさ)、ツベルクリン反応があり、いずれも細菌の存在を確認するものです。塗沫検査は、チールネールゼン染色という染色方法で、硝子板に採取した痰を塗沫して顕微鏡... Read more

経皮的腎生検

腎臓の組織を採取するため、局所麻酔を施して皮膚から直接穿刺する検査であり、超音波で確認しながら腎臓の位置を特定します。得られた組織は電子顕微鏡や光学顕微鏡を用いて詳細に調べられます。経皮的腎生検(けい... Read more

下垂体ホルモン

内分泌の働きを調べる検査であり、下垂体から分泌されるあらゆるホルモンが対象となります。複数存在するこのホルモンの中で、特定の内分泌腺をコントロールする働きを有するホルモンがあります。下垂体とその特定の... Read more

肝シンチグラフィー

体の中に放射性同位元素を投与して放射線被爆を減少させた検査を肝シンチグラフィーといい、別名では核医学検査若しくはRI検査と呼ばれています。RIは放射性同位元素のことで、これが対象臓器に取り入れられた際... Read more