薬物療法で用いられる薬

薬物療法は重篤な症状を抑制するために実施されるもので、通常症状に改善が見られれば服用を停止します。基本的には生活面と向き合うことを主軸にし、治療を行っていきます。このため薬は、一時的に用いるものと解釈した方が良いでしょう。

ADHD

薬名 アトモキセチン メチルフェニデート
目的 不注意、多動性、衝動性 不注意、多動性、衝動性、抑うつ
成分 ノルアドレナリン ドーパミン
副作用 消化器系症状の発現、頭痛、眠気 頻脈、頭痛、不眠、食欲不振

PDD/ADHD/チック

薬名 クロニジン
目的 不眠、自傷行為、衝動性、多動性
成分 αアドレナリン
副作用 抑鬱、ふらつき、低血圧、過鎮静

アスペルガー症候群/自閉症/二次障害

薬名 リスペリドン
目的 自傷行為、多動性、衝動性、興奮、睡眠障害、攻撃性、反復行動、反復行動
成分 αアドレナリン、ドーパミン、セロトニン
副作用 ふらつき、不眠、過鎮静、体重増加、消化器症状の出現、高プロラクチン血症

二次障害

薬名 ペロスピロン ハロペリドール レボメプロマジン プロペリシアジン ピモジド アリピプラゾール
目的 自傷行為、多動性、衝動性、興奮、睡眠障害、攻撃性、反復行動、反復行動
成分 αアドレナリン、ドーパミン
副作用 ふらつき、
不眠、
過鎮静、
体重増加、
消化器症状
の出現、
高プロラクチン血症
高プロラクチン血症、
骨密度減少、
遅発性ジスキネジア、
無月経
高プロラクチン血症

薬名 クエチアピン オランザピン
目的 攻撃性、興奮 多動性、攻撃性、易刺激性
成分 αアドレナリン、ドーパミン
副作用 体重増加

薬名 リチウム カルバマゼピン バルプロ酸
目的 気分不安定、攻撃性、衝動性
成分 ノルアドレナリン
副作用 量によって中毒 消化器系症状の出現、
ふらつき、
過鎮静、
頭痛
体重増加、
ふらつき、
過鎮静、
頭痛

薬名 クロミプラミン セルトラリン フルボキサミン ミルナシプラン
目的 強迫症状、自傷行為、不安、フラッシュバック、反復行動、抑鬱、攻撃性
成分 ノルアドレナリン、
セロトニン、
ムスカリン、
ヒスタミン
セロトニン アセチルコリン、
セロトニン、ノルアドレナリン
副作用 低血圧、
体重増加、
ふらつき、
口渇、
便秘、、
眠気、
過鎮静
焦燥感、
立ちくらみ、
振戦
口渇
焦燥感、
立ちくらみ、
便秘
振戦
口渇

薬名 プロマゼパム ロフラゼプ酸エチル ジアゼパム アルプラゾラム ロラゼパム
目的 焦燥感、不安、緊張
成分 GABA
副作用 ふらつき、眠気