「検査」カテゴリーアーカイブ

髄液/腰椎穿刺

脳及び脊髄を守る働きや神経系から排出された老廃物を取り除く作用が髄液にはあります。この液体の量は僅かですが、脳や脊髄の周りに存在しています。脳炎や髄膜炎などを診断するのに有用であり、検査対象となるのは... Read more

超音波内視鏡

三万本近いグラスファイバーから作られており、柔軟性があって細い構造をした内視鏡です。超音波は、その先っぽから発信されており、これを使って内側の消化管を観察します。今日では聴診器のそれと同様に広く普及し... Read more

TPA/組織ポリペプチド抗原

体内に発生した腫瘍組織に認める蛋白質の一種で、原発箇所に関わり無く、大抵の癌で高値を示します。この蛋白質は健康な細胞には認められないため、腫瘍マーカーとして使われています。癌を診断する上での手がかりを... Read more

消化管ホルモン

血管作動性腸管ペプチドやガストリンなどおよそ三十種類以上の消化管ホルモンが存在しており、これらは摂取した食物の影響によって内分泌細胞から分泌されています。複雑な働きを持つ胃腸や膵臓、肝臓、胆道といった... Read more

膵酵素

リパーゼ、エラスターゼ、トリプシンなどは酵素ですが、これらを測定することで膵臓の働きを確認することができます。これが膵酵素(すいこうそ)と呼ばれている検査ですが、リパーゼが分解するのは中性脂肪です。こ... Read more

心機図/心音図

触診のみでは確認しづらい心臓の拍動を分析する検査を心機図(しんきず)と言います。当該検査で総合的に異常を調べることが可能です。心臓の拍動は胸壁へ触診によって接触した際に感じ取ることができますが、この脈... Read more

心嚢穿刺

湿った膜で構成されている心膜は心臓を覆っています。心嚢液貯留(しんのうえきちょりゅう)は、心臓外壁と心膜の間に異常から水が蓄積してしまった病態を指していて、この水の量が突然多く蓄積すると心タンポナーデ... Read more

神経超音波

経頭蓋ドップラー法と頸部血管超音波法があります。前者は、血栓といった小さな異常を見つけるのに有用で、超音波発信器を頭部にあてます。主に脳内の血管やその血流を検査するのに適用されます。後者も超音波発信器... Read more

先天性アミノ酸/糖代謝異常

血液検査から、生まれつきの糖とアミノ酸の代謝異常を調べる検査で、先天性アミノ酸/糖代謝異常のことです。フェニルケトン尿症、メープルシロップ尿症、ホモシスチン尿症、ガラクトース血症に関しては新生児マスス... Read more

生検/細胞診

化学的に血液や尿を分析したり、装置を用いた検査をすることで、多くの疾患は診断を下せますが、更に詳細に調べて良性なのか悪性なのかを判定するには、組織・細胞検査を要します。この検査では、病変箇所の細胞や組... Read more