中学生、高校生まで育った子供や緊張感を引き起こしやすい子供に必要とされています。
発達障害を認める場合、周りとの協調性を意識するためか精神的に負担がかかっているケースが多いとされます。
とかく疲労感を感じやすく、ストレスによる負荷がかかるため、リラックスできる時間も大切です。
また、自分自身の力で気を静めることができれば、不安に見舞われた際、とりあえず気を静めることも可能です。
これはその状況に応じて妥当な対応ができるように訓練することにもつながります。
そのためには、周りの人達もどうすれば落ち着けるのか、どういった状態が気を静めることにつながるのか、を色々考案することも重要です。
リラックスできる方法は様々ですが、当人がこれならリラックスできると感じられる形を見つけ構築していきます。
例えば、呼吸を穏やかにさせたり、落ち着けるイメージを頭の中で想像させたりなどです。
また、動作から心身を落ち着かせたり、漸進的筋弛緩法(ざんしんてききんしかんほう)などもあります。
後者は身体の一部において力を入れたり抜いたりするものですが、発達障害の子供は体の中心よりも、先っぽの手足に力を入れて、抜くというのが良いようです。