環境変容法

集中しやすい環境を作るのが目的で、気持ちが削がれるような要素を極力除去する方法を環境変容法と言います。ADHDの場合、集中できる時間が限られているため、何らかの切欠で途端に気が散ってしまいます。このため、どれだけ集中できる環境を作れるかがポイントとなります。視覚に入るものや音などの要素をできる限り少なくし、室内は極力簡素にします。これによって集中力の低下を防ぎ、注意を削がれ難くする環境を構築することが可能です。

家では本人に使い終わったものを片付ける癖をつけさせ、勉強の際には机上へ余計なものを置かないよう習慣づけさせます。余計なものが目に映ったり、音が聞こえると注意が逸れるため、整理整頓がポイントとなります。また学校では後ろより前列の真ん中に座らせるほうがよく、壁などには極力何も貼り付けないほうが無難です。その他、棚などは中身が見えないように工夫するのも重要です。