学習障害/LDの診断基準

米国精神医学会DSM-Ⅳ

  1. 計算・算数障害
    1. 標準化された検査で計った算数のレベルが、本人知能、年齢、教育に比較してかなり低い。
    2. 上記障害が学業や日常生活においても顕著に支障を来たしている。
    3. 感覚器に問題があるケースで、算数の難しさが通常のそれに随伴するものより多大である。
  2. 読字・読書障害
    1. 読みの正確さと理解力について-標準化された検査で計った読みの行き着く程度が、本人の知能、年齢、教育に比較して非常に低い。
    2. 上記の障害が学業や日ごろの活動において明らかに妨害している。
    3. 感覚器に問題があるケースで、読みの難しさが通常のそれに随伴するものより多大である。
  3. 書字表出障害
    1. 標準化された検査で計った書字能力が、本人の知能、年齢、教育に比較してかなり低い。
    2. 上記障害のため、学業や日常生活において顕著に困難を示す。
    3. 感覚器に問題がある症例で、書字能力の難しさが普通のそれに随伴するものより多大である。